ご近所の下駄屋
もっと多くの人に、下駄を好きになって欲しい。
Jump to navigation
2009-07-03
草履・下駄の修理の値段
自転車のように、故障の内容か見えやすいアイテムの場合には、修理代の設定は、比較的容易ではないかと思ったりします。しかし、草履の場合、芯の良し悪しによって、修理の方法が異なることがあります。また、使用されている材質によっても、修理の対応方法が異なるために、修理前にいくらということがいいにくいことが多いといえます。昨日、修理させていただいた下駄は、ついていたゴムを外して、靴用のゴムをセットしたのですが、ついているゴムを剥がすのに時間がかかりました。カカトの方はまだ、よかったのですが、前の部分のゴムは、桐の繊維がもろくなっていて、剥がすのに苦労しました。
ゴムを変えないで、履いていただき、摩耗したら廃棄していただくのが当たり…という状況でしたが、何とかまとめることができました。下駄の場合には、ゴムの交換だけではなく、本体の疲労との関係も、気にしながら修理することになります。いくら…といわれたので、1500円いただきましたが、高い感じがしています。1時間30分かかっていますので、高くはないのですが、お客様にとっては、多分、高い印象を持たれると思います。これに、送料が加算され、手数料がのせられると、新しい下駄を買った方がよいのでは…ということになりそうです。大切に履いていただくことは、単にエコにつながらない感じがしています。
2009-07-02
草履クリニック
最近、不況ということもあるのかもしれませんが、草履や下駄の修理についてのお問い合わせが、いくつかありました。それほど多いわけではないのですが、草履を直すという気持ちが出てきたのかもしれません。
修理というところまでいかなくても、鼻緒の調整はどんどんする…ということは、して欲しいものだと思っています。…というのは、鼻緒のちょっとした調整で、履きやすくなったり、歩きやすくなるからです。展示会などで、ちょっと調整して差し上げるだけで、こんなに違うの…という言葉を、何回もいただいたことがあります。
そんなこんなで、「草履クリニック」というサービスを始めることにしました。直接お会いすることができれば、その方の足に合っているか否かをお話しさせていただきますし、調整が必要であれば、調整させていただくことにしています。
メールでご連絡があった場合に、どのようにしたらよいかは、ケースバイケースになりますが、とにかく、草履・下駄の修理・調整、鼻緒の交換などをさせていただきます。お気軽にご連絡ください。ホームページも準備中です。
2009-07-01
暑苦しい下駄といわれて…
私は毎日、右近の天に布ぞうりを張って、底には、靴用のゴムをセットした自作の下駄を履いています。2年4ヵ月履いています。天の布ぞうりもくたびれています。ちょっと汚らしくなっています。ところが、履きやすく気持ち良く履いています。
パートナーから、夏になったのだから、布表の下駄は暑苦しい感じがするので、別の下駄を履いた方がいい…という提案がありました。そこで、少しくたびれた表付の右近を履こうかと思っています。
この下駄(写真右)は、ペロティという靴用の部品を土踏まずの部分にセットし、底は靴用のゴムをセットしています。前の部分の竹が暴れてきたので、近い色の革をセットしたのですが、まるでガムテープのようだ…といわれて、少し遠ざかっていました。
これも結構履きやすいのですが、布表にはかなわないと思います。私が履いているのですから確かです。
気に入った下駄は、トコトン履いてあげるのが、下駄に対する礼儀??だと思います。下駄の好きな方は、トコトン履く方が多いようですから、修理されることをお勧めいたします。修理して履かれると下駄屋はちょっと困るのですが…。
2009-06-30
下駄の修理への期待
下駄の修理の依頼がありました。高級な下駄ではありませんでした。天一の小町で、天一であることがはっきりしている下駄です。小町であれば、歯にゴムは付けないものですが、カカトと前の一番高い部分に2センチ程度のゴムがついていました。当然スポンジゴムなので、前の方がすり減って、木の部分が見え始めていました。そこで、スポンジではない六角ソールを修理に使うことにしました。
ここで問題です。せっかくですから、先端までゴムをのばして差し上げるか、これまで通りに仕上げておくか…、依頼してきた問屋さんに電話で聞きました。これまで通りという指示でしたので、写真下のような修理をしました。
写真の上は、私の下駄です。先までカバーするようにすれば、多分歩きやすさもレベルアップすると思います。でも、余計なこと…といわれたら、それこそ、目も当てられないことになります。そこで、考えました。
直接、修理を受けるようにしよう…と。途中にお店などが入ると、手数料で修理代が高くなるばかりでなく、どのように修理して欲しいかが不透明になるからです。大切な下駄、好きな草履の修理は、直接お受けいたします。お気軽にご連絡ください。
www.geta-suge.comをたたいてみてください。
2009-06-29
八王子 下駄屋で検索。
昨日、お客様がおみえのときに、電話がかかってきました。八王子の下駄屋さんで、甲州街道ぞいにあったのだけれども、そちらではないでしょうか。…という内容でした。
甲州街道沿いの下駄屋さんといえば「しみずさん」で、現在でも、お店を開けておられます。昨日は日曜日だったので、お休みだったのだと思います。
昨年、下駄をお買いになったとき、昔は職人がいて、すげていた…というお話をお聞きになったそうです。お店が見つからなかったので、お子さんにインターネットで、調べてもらったら、私のところが八王子の下駄屋でヒットしたそうです。
しみずさんが営業されていることをお伝えして電話を切りましたが、電話をいただいたことが妙にうれしく、同時に時代がどんどん動いていることを実感しました。
インターネットの時代の下駄屋は、どうあるべきか…と、大上段に振りかぶるつもりはありませんが、何よりも、鼻緒のすげ、鼻緒の調整、カカトの簡単修理…などに対して、どのように動くことができるかが、下駄屋の課題??のような気がしています。
修理・鼻緒の交換などがありましたら、気軽にご連絡ください。ご一緒に最良の方法を考えたいと思います。